お札の配置
T・天照皇大神宮
U・氏神神社神札(水主神社)
V・崇敬神社神札
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氏神様の神社と崇敬神社の違いについて
全国の神社については、皇祖(こうそ)天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする伊勢の神宮を別格の御存在として、このほかを氏神神社と崇敬神社の二つに大きく分けることができます。
氏神神社とは、自らが居住する地域の氏神様をお祀りする神社であり、この神社の鎮座する周辺の一定地域に居住する方を氏子(うじこ)と称します。
元来は、文字通り氏姓を同じくする氏族の間で、自らの祖神(親神)や、氏族に縁の深い神様を氏神と称して祀ったことに由来し、この血縁的集団を氏子と呼んでいました。現在のような地縁的な関係を指しては、産土神(うぶすながみ)と産子(うぶこ)という呼称がありますが、地縁的関係についても、次第に氏神・氏子という呼び方が、混同して用いられるようになりました。
これに対して崇敬神社とは、こうした地縁や血縁的な関係以外で、個人の特別な信仰等により崇敬される神社をいい、こうした神社を信仰する方を崇敬者と呼びます。神社によっては、由緒や地勢的な問題などにより氏子を持たない場合もあり、このため、こうした神社では、神社の維持や教化活動のため、崇敬会などといった組織が設けられています。
氏神神社と崇敬神社の違いとは、以上のようなことであり、一人の方が両者を共に信仰(崇敬)しても差し支えないわけです。
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紙垂(しで)の作り方 |
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[注連縄の向き]牛蒡注連(ごぼうじめ)
神棚の前に上記のように向け飾ります。 |
お供えの仕方 |
真榊とは神道の「三種の神器」をあしらったもので、 先端に榊葉が飾られ、繁栄を意味し、 置き方は、向って右側に「鏡」と「勾玉(まがたま)」が飾られたもの、 左側に「剣」が飾られたものを置きます。 |
御 神 幕
御神幕を取り付けると、より厳かな雰囲気になります。 |
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神鏡の置き方 御鏡(みかがみ)とも言います。神棚の中央、御扉の前に置きます。鏡の面を自分の方に向けるように置きます。
三宝(さんぽう)は、神様へのお供えものをのせる、足つきのお盆です。神棚の前にお供えします。木製の三宝はお盆の部分に縁取りしてあり、木の継ぎ目のある方とない方があります。継ぎ目は人間の方に向けます。つまり神棚の方には継ぎ目のないキレイな方を向けることになります。三宝には、水、塩、米、お酒のお供えを決まった配置でのせてお供えします。
瓶子の置き方 お神酒を入れる瓶です。左右対称にのせます。毎日供えなくてもいいものです。お祝い事があったときや、お酒をいただいときなどにお供えするとよいと思います。
白皿の置き方 お皿にそれぞれ、お米とお塩を盛ります。向かって右側に自然塩をお供えします。いわゆる粗塩とよばれている塩です。中央にお米をお供えします。お米は洗い米とされています。
水玉の置き方 お水を入れて、向かって左側にお供えします。お供えするときにフタは開けてお供えします。はずしたフタは水玉の横に立てかけておきます。(ちなみに、フタは水を汲んだあと神棚まで運ぶまでに邪気が入らないようにするためにあります。)
お米、お塩、お水は毎日換えます。朝お供えして、夜下げるか、翌朝取り替えてもよいです。
榊立は、文字通りお榊をお供えします。神棚の左右に置きます。基本的には毎月1日と15日に新しく取り替えます。榊立てのお水は毎日換えましょう。お榊は神社のご神木にあたります。 |
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