梵 鐘 お披露目 平成30年5月12日
仏教寺院の鐘の総称が梵鐘(ぼんしょう)です。
インドから伝来した仏教法具としての名称が
釣鐘(つりがね)で、除夜の鐘など定刻も撞き鳴らしています。
別名に大鐘(おおがね)、洪鐘(おおがね、こうしょう)、
蒲牢(ほろう)、鯨鐘(げいしょう)、 巨鯨(きょげい)華鯨(かげい)
などがあります。
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長年に渡り地域の「時の鐘」として響いておりましたが、再建以来62年の歳月が流れ
2011年(平成23年)東日本大震災以降より梵鐘の破損(ひび割れ 現物修復不可能)を
起こしました。現在その鐘の音を聞くこともなく今日に至っている事を愁い、日蓮大聖人
御降誕800年慶讃事業(2021年 平成33年)として発願し、梵鐘の再建に至りました。
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1955年(昭和30年12月)当山36世堅正院日勇上人(先代住職)代、檀家の皆様より
浄財が寄進され『鐘楼堂』『梵鐘』が再建されました。この梵鐘は香取正彦氏(人間国宝)
の作品で、当山の数少ない寺宝とされております。
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2017年(平成29年7月)富山県高岡市所在、(株)老子(おいご)と契約、同年10月に、
総代会長を含む総代3名にご同行をいただき火入れ式を挙行し、平成30年5月12日に搬入取付け
を予定しております。また鐘楼堂耐荷重の補強が必要なため、市内千町所在、(有)阿部工業
により補強工事を実施いたしました。
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旧梵鐘格納庫完成 |
旧梵鐘格納庫完成 |
2019年「除夜の鐘」 |
平成最後の除夜の鐘 |
従前通り地域の「時の鐘」は勿論の事、同じく長年中止していた「除夜の鐘」を催す
予定であり、旧梵鐘は格納庫(上記左から二番目)を建て寺宝として保管する事と致します。
平成30年5月 龍鑑寺 住職
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