たんぱく質: 血や肉、細胞などのもとを作ります。 筋肉や臓器を形成する成分となるほか、生体反応の基本である酵素機能をコントロールするペプチドホルモンや神経伝達物質にもなります。 |
炭水化物: 体を動かす主なエネルギーのもとになります。 脳や体を動かすこと。炭水化物は他の栄養素よりも先にエネルギーになります。炭水化物からできるブドウ糖だけが脳の栄養源。脳の活性化に必要な量の炭水化物はしっかり食べましょう。 |
ビタミンB1: 体の調子を整え、疲労回復にも役立ちます。 日本人の主食である米や、パン、砂糖などがエネルギーに変換するのを助ける栄養素です。脳の中枢神経や手足の末梢神経に対してもビタミンB1は作用しており、機能の正常化や心臓機能を保護する働きもあります。 さらに、ビタミンB1は筋肉疲労を防止したり、疲労を癒す効果があるとされています。 |
亜鉛: 体の成長を促し、傷の治りを早めます。 たんぱく質の合成や骨の発育などに欠かすことのできない必須ミネラルです。 新陳代謝を良くし、免疫力を高め、たんぱく質やDNA、RNAの合成に関係し、不足すると、味覚障害や発育不全、機能性障害などを引き起こすといわれています。 |
食物繊維: 腸の働きを良くして、便秘や大腸がんを防ぎます。 腸の活動を刺激して便通を整えたり、有害物質を排泄したり、コレステロールや糖質の吸収を遅らせる効果があります。そのため、生活習慣病(メタボリックシンドローム)の予防や改善に効果があると期待されています。 また、この他にも、腸内の乳酸菌などの善玉菌を増やし腸内環境を整える作用もあるため、腸に関する全ての病気に対して効果があります。 |
ビタミンB2: 体の調子を整え、美しい肌を作ります。 体内で動脈硬化や老化の原因となる「過酸化脂質」の生成を抑える効果がある栄養素です。中でも、動脈硬化は生活習慣病の一つともされており、高血圧、脳卒中などの原因ともなりますので、予防の為にも、ビタミンB2を積極的に摂取しましょう。 このほか、細胞の再生やエネルギー代謝を促進し、健康な髪の毛、爪、肌を作り出して全身の成長・維持を助けます。また、ビタミンB2には粘膜を保護する働きがありますから、目、舌、唇などの粘膜せい部位の健康についても効果があります。 |
鉄分: 酸素を全身に運ぶ。不足すると貧血などになります。 血液中で赤血球ヘモグロビンの成分として、あるいは筋肉中のミオグロビン(たんぱく質)に含まれる形で、脳を含めた体中に酸素を運搬する役割を担っています。 それにより、体温の維持、疲労防止、成長の促進など体にとって基本的な機能を高める効果があります。また、貧血の90%は鉄分の欠乏によるものとされております。 |
脂質: エネルギーのもとになります。 体の中でつくることができない必須脂肪酸が含まれており、体の細胞膜の成分やホルモンの材料などになっています。 |
ごはん一杯(150g) 【エネルギー:252Kcal(ハンバーガー1個270Kcal)】 お茶碗1杯(約150g)は、精米65gほど。 米粒はおよそ3,000〜3,500粒にもなります。 |