日家九星・転遁日一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|
陽遁開始日 | 陽遁終了日 | 陰遁開始日 | 陰遁終了日 | ||
日家九星 | |||||
九 星 気 学 |
|
---|---|
一白水星(いっぱくすいせい)の性格 |
|
一白水星の人は、見知らぬ他人にはなかなか心を開かない。自分の弱点を知られるのを嫌がる、ボロを出したくない性格の人が多いのです。誰彼なく人と関わるということを好まない。しかし親しくなるとやさしくて世話好きな持ち味を発揮しますが、それが過ぎると、人の辛さや悲しみをまるまる引き受けてしまいます。病気の人に親しく接すると、その病の気を引き受けることもあります。 艱難辛苦に耐えるのも一白水星の特徴です。ねばり強さがあります。「人に頼ってはダメ、自分でやらなければいけない」の思いが強く、自分で解決しようと努力します。一白水星の人の性格的なウィークポイントは独りで考えこみすぎることです。くよくよしないことが開運につながります。 この星の人は「水」の性質が強いのです。インテリア、ファッションともに、「水」と関わりのあるものが合います。たとえば、水玉模様、水槽、噴水、川や湖の絵。睡眠は家の中の北方位で北枕で眠るとよいでしょう。相性の悪いものは、「土」で黄土色、茶色などです。これらの色をあまり多様しないようにしたい。 逆に水は「火」によって沸騰します。元気のないときは「火」を象徴する赤とかオレンジ色を身につけたりして元気回復を図ってください。オレンジ色や赤、紫が「火」の気をもっています。もし、自分のラッキー方位の北にキッチン、お風呂、トイレがあったら、暖かいイメージの色や小物でまとめてみてください。元気が出ます。 一白水星は陰陽にわけると「陰」、易の八卦では「坎(かん)」、五行易の「木、火、土、金、水」では「水」になります。 「水」は生命を育むために欠かせない大事なものです。たった一粒の「水」がなければ私たちはどうなるでしょうか。水がない生活なんて考えられませんよね。水は岩のなかでも(山の石清水をみよ)土のなかでも、コンクリのなかにでも浸みていきます。水はつまりどこへでも自在に好きなところへ流れていく性質をもっています。 たくさんの水があつまると川の流れも自在に変える強い力をもちます。つまり、「自分で行きたいところへ行く人」なんですね。止まったり、淀んだりすると「腐った水」になってしまいます。一白水星の人が「何かに細かいことに執着しずぎたり、ひとつ些細なことを悶々と考え込む」と心配性が高じてノイローゼになりやすいことを示します。さらりと流していきましょう。 |
|
二黒土星(じこくどせい)の性格 |
|
二黒土星の人はなにをやるにもマイペースです。自分だけのゆっくりした速度で物事をすすめていきます。そのマイペース度を周りの人たちと比べてテンポがのろい、とか、ぐずで自分は人より劣っているのではないか、と疑いをもつときがありますが、それは勘違いと心得てください。 何事もゆっくり、あせらず、を心がけてください。身体の動きは敏捷だし、仕事もテキパキとこなせるけれど、私生活の決断、結婚や引っ越しなどの決断がなかなかできないタイプもおられますが、それでいいのです。 「どうしてそんなに遅いの?」と避難されたら「わたしはゆっくりなのよ」と返しましょう。素早くても失敗をくり返すよりも一歩出遅れても後半にに追いつくタイプでもいいのです。相手に自分の特性を理解してもらう努力も必要です。それが二黒土星特有の個性と開き直ることが開運につながります。 二黒土星の人の特性をもうひとつあげると、友人の悩み、あるいはたまたま見たイヤな場面などをすぐに外へはき出さずに、自分の胸の中に仕舞いこみますが、しかし、人に愚痴をいうこともあまりありません。一言でいうと【ふところが深い】のです。このことが逆に【何を考えているのかわからない】と誤解されるときもありますから、きちんと意志や意見を伝えるようにしましょう。 二黒土星は陰陽にわけることはできません。「陰」でもなく「陽」でもない、また、「陰」でもあり「陽」でもあります。なぜなら、二黒土星を方位に置き換えると、その場所「南西」は、エネルギーの流れが「陽」から「陰」へと転ずるところだからです。気学はエネルギーの循環をとても大切にします。二黒土星で「陰」に転じたエネルギーは七赤金星、六白金星、一白水星、へと巡り、八白土星の位置でまたまた「陰」から「陽」に転じます。 むかしから南西にトイレや台所、北東にトイレや台所があると障りがあるといわれてきたのは、両方位ともエネルギーの性質が「陰」から「陽」へ、「陽」から「陰」へと転じる場所だから、というのが理由のひとつです。 二黒土星は八卦では「坤(こん)」で方位では南西です。五行の「木、火、土、金、水」では「土」になります。南西の象意は母なる大地です。大地の動きはゆっくりです。大地は種を芽吹かせ、生き生きと育て、実りをわたしたちに与えてくれます。大地がせかせかと動き回っては、大変です。どっしりと構えて、落ち着きがあります。良妻賢母、良夫賢父、頼りがい満点の星です。 「土」なので茶色やベージュ、ポイントに赤も似合います。家の中の南西方位に長くいられるような場所があるといい。もし水場があるようでしたら、ラベンダー色を欠かさずにインテリアにつかってください。 |
|
三碧木星(さんぺきもくせい)の性格 |
|
三碧木星の人は音楽を聴いたり、奏でたり、歌を歌うのが好きです。機敏に体を動かすことが得意なのでスポーツセンスもおおいにあります。クヨクヨ悩まず、なにごとも「時間が解決してくれる」とか「いま考えても仕方がない」と、無理矢理考え抜こうとしない。脳みそだけを酷使しませんから、さっぱりとあきらめがよいように見えます。 |
|
四緑木星(しろくもくせい)の性格 |
|
四緑木星の人は友人関係や会社での人間関係が九つの星の中でもダントツに上手です(ただし本命星が四緑木星でも、月命星も四緑の人や宿命宮に暗剣殺の坎、暗剣殺の巽を持っている人には例外があります)。 |
|
五黄土星(ごおうどせい)の性格 |
|
五黄土星の人は、回りの人を竜巻のごとく振り回すか、あるいは逆に耐えに耐えるか、どちらかのタイプに分かれます。また、寛大にして豪傑、親しみやすく人の世話も喜び、進んで世話ごとを引き受けます。頼まれたことはなにがなんでもやろうとして、若いときには自分の福運まで与えてしまい、窮地に陥ることもあるので用心しましょう。といっても、五黄土星に苦手なのが「用心すること」です。わかっちゃいるけど用心できない。自信家。来るならドンと来い、の親分肌。初年の苦労が実って、中年期には思いがけない幸せがやってきたりします。 五黄土星は五行の「木、火、土、金、水」のうち「土」になります。二黒土星、八白土星も「土」ですが、二黒が耕された土、八白土星が山のような土であるのに対して、五黄土星の「土」は「土の中の土」と言わせてほしい。荒々しい大地、包容力もピカイチの大地。土はありとあらゆるものを腐敗させる力があります。そして、あらゆる植物を芽生えさせる養分をも含んでいます。つまり腐敗と成長という一見相反する性格を併せ持っています。腐敗、というと悪いイメージをもちそうですが、そんなことはございません。果実は腐敗し、新たな生命である種を残します。種は土の中で芽吹きの時がくれば、若葉になり、土の養分で大きく育つのです。 九星の中で五黄土星ほど強い星はない、といわれるのは、前述したとおり生命力の強さなのです。もうダメだとおもってからも、また跳ね上がる強さを秘めています。人を巻き込むガッツのある人は若くして成功しやすい。竜巻型ではなく、回りに気をつかう配慮型の五黄土星の方は晩成型。 ラッキーフードは熟成した食べ物、果物です。ぜいたくですね。腐敗する一歩手前のいちばん熟した頃が食べ頃なのですから。この星の方は室内に観葉植物を置きすぎないようにしてください。「土」は「木」に養分を吸い取られてしまいます。水とも相性が悪いので水槽もなるべく置かないでください。(海や湖へのレジャーは関係ありません) 部屋の中央に長くいられるような場所(寝室や仕事場、ソファでも可)があれば大吉になります。木星の人は友人関係や会社での人間関係が九つの星の中でもダントツに上手です(ただし本命星が四緑木星でも、月命星も四緑の人や宿命宮に暗剣殺の坎、暗剣殺の巽を持っている人には例外があります)。 |
|
六白金星(ろっぱくきんせい)の性格 |
|
六白金星の人は、心がまっすぐで聡明で、誇り高く理想を追い求めます。謙徳ある人は発展の運気に乗りやすいのですが、自負心が強いばかりに態度が高慢になりがちなとろがあります。初対面の人には自分を大きく見せようとして構えすぎることもありますから、人間関係が広がりにくい弱点があります。また、理想を高く持ちすぎる傾向の強い人は自分の作り上げた理想に押しつぶされせっかく強い運をもっていても自らを弱める結果にもなりかねません。愚痴の多い人も要注意です。 見掛けは柔和ですが気位が高い六白金星は内心では他人を軽視したり、ワガママを押し通したlりすることがあるためにせっかくの天の加護を受けられず大きな損失を招くこともしばしばです。 六白金星の人の開運策は『天の加護を多く味方につける』ことです。つまり信心の心を持つことです。 神さまやご先祖様に毎朝、毎晩感謝の心を向ける。うまくいかないねと感じている人はこれだけで変わってきます。パワースポットは神社仏閣。なるべく午前中にお参りにでかけましょう。 若いときの苦労は運の貯金だと考えて、苦労も神さまからのプレゼントと思えたときから開運繁栄、豊穣に微笑まれ、中年以降はお金持ちの人になる可能性が高まります。 九星の中でいちばん格が高いのがこの星の特徴です。 といっても、性格が崇高なのではありません。八卦の『乾』、方位でいえば「北西」になります。 北西は仏壇や神棚をお祭りする場所であり、一家の主の場所でもあります。女性、男性(本来は男性だけれど女性で一家の主、という方もおられます)どちらでも経済活動の主権を握っておられる方、と考えればどうでしょう。夫に稼いでもらいたい主婦は自分や夫の星に関係なく、北西方位を大事にしましょう。 いつもキレイに、安物はおかず高級なものを収納するようにしてください。納戸であっても、「蔵」をイメージしましょう。蔵に100YENショップで買ったものは置かないでしょう。もし夫やカレがこの星だったら、高級品を着せて高級品を食べさせましょう。毎日じゃなくても、ここ一番というときや元気のない時は高級品を与えると元気がよみがえります。 五行の「金」になるので貴金属とも相性はバッチリ。(ただし本命星が四緑木星でも、月命星も四緑の人や宿命宮に暗剣殺の坎、暗剣殺の巽を持っている人には例外があります)。 |
|
七赤金星(しちせききんせい)の性格 |
|
七赤金星の人は周りのだれにでも愛嬌良くふるまえます。.八方美人ともいえますが、 八方美人は、人に喜んでもらえる方法を知恵や理屈以前に感覚的に知っています。 この星の人は総じてよく遊びよく働きます。快なくては人生じゃないと思っていますね。人間好きでもあります。 が、自分勝手な人が多いようです。人の秘密をだまっておれない。ゴシップ好きです。生きる喜びや自分の夢を見失うとワガママな人になります。 人生の目標や生きる喜びをみつけると、「おしゃべり」「おねだり上手」「食べること大好き」などの陽性なキャラクターが花開いて人気者になりますよ。性格的にもびっくりするくらい素直にふるまえます。 七赤金星の星の卦は「兌」です。兌の象意(物の形にたとえる)と視覚で沢、聴覚でせせらぎ、「喜び、楽しみ、お喋り」のほかに「秋」、「甘い」などの意味もあります。 開運アドバイス・波動アップ方法 お茶目にふるまってください。 無邪気にはしゃぎましょうね。 ラッキーカラー 女性は、レモンイエローと白。 男性は、山吹色と白。 |
|
八白土星(はっぱくどせい)の性格 |
|
八白土星の人は大人になっても少々甘えたで子供っぽい。しかし、適職につけばたちまち自立した大人になります。そうなると人一倍頑張りやさんですからたのもしい限りです。 八白土星は八卦の「艮」、五行では「土」、方位では東北になります。九つの星を円に描くと、二黒土星の真反対にくるのがこの八白土星です。八白土星の星の象意は「財産、相続、長男、変化、建築、山」などがあります。 自然界の気のエネルギーの二原則「陰と陽」は陰から陽へ、陽から陰へと休むことなくめぐり続けています。東北(鬼門)は、陰から陽へと変わる場所なのです。反対に陽から陰へと変わる場所は二黒土星の南西(裏鬼門)になります。だから、人生に変化がほしいときはこの方位、表鬼門、裏鬼門を使います。 八白土星の人は家の中の東北方位に仕事場か寝室があれば大吉。もし水場だったら真っ白にワンポイントの赤でインテリアでまとめてください。 |
|
九紫火星(きゅうしかせい)の性格 |
|
九紫火星は九星のなかでいちばん華やかなことを好む星です。この星の人は、自分のカンを信じること。仕事もレジャーもショッピングも、とにかく第六感を信じて行動しなさいね。ファッションはキラキラ光る光り物がラッキーアイテムになります。 仕事などで家族や部下に意見を求めているようで、内心は求めていないのが多いのもこの星の特徴です。九紫火星の人に何かを聞かれたから、といってまじめに答えると疲れます。こういうときは、あ、自分の意見をただ人に確認しているだけなんだな、と思ってあげてください。 九紫火星のNGは「水」です。九紫火星は五行の「火」です。火は水に弱い。ですから、ファッションでは水玉模様はさけましょう。水槽も置かない方がいいでしょう。海へ遊びにいくのはOKですからどんどん行ってください。海には「火」の象意があるのです。海に入るときはお清めだとおもってくださいね。 インテリア、ファッションはグリーンや紫などのほかに「木」をあらわすもの、たとえば観葉植物などがお薦めです。「金」を表すものも火の餌食的存在になっていいです。ただし、あまり多すぎるとカッカして消耗することもあるのでポイントで使ってください。 もちろん自分の居場所は南方位が大吉です。 |